こんにちは。ちいさんです。
子連れの海外移住だと、子供の学校探しが不安だわ
タイ(バンコク)にはたくさんの学校があるけど、
それだけの情報もあるから安心して
子連れの海外移住でまず初めに考えるのは「学校探し」ではないでしょうか。
どんな学校があるんだろう、我が子に合った学校に出会えるのかなどなど親としては不安ですよね。
ちいさんには5歳3歳1歳の子供がいて、現在、上の二人がバンコク市内のインターナショナルスクールに通っています。
長男くんは、2歳の時にタイに移住したので、
日本では幼稚園にまだ通っておらず、初めての学校はタイからのスタートでした。
2020年に来タイした翌月に、長男くんは日系の幼稚園に通い始めました。が、しかし、その翌月のコロナの襲来により、すぐにオンライン授業に切り替わりました。
その後、オンライン・オフラインを繰り替えしていたのですが、2021年に入り、タイ国内の学校が政府の意向で全休校になったため、約8カ月もの間、学校に通えなくなったのです。
2歳の子にオンライン授業はなかなかハードね
その通り、2歳児にZoomでオンライン授業なんてカ・オ・スでしかありませんでした。
今考えればもっと肩の力を抜いて取り組めばよかったのですが、高い学費を払って・・・
という意識が邪魔をして鬼のような面をして隣に座っていたママは怖かったと思います。
ごめんよ。長男くん。
その後、コロナの影響で、通っていた学校が経営不振となり、そのまま閉校。
そこからまた新しい学校探しを始め、今通っているインターナショナルスクールに転園し、新生活が始まりました。
子連れ海外移住のための学校の探し方や、タイで学校探しをした体験をもとに書いてみますので、良ければぜひ参考にしてみてくださいね。
学校の種類
ちいさんの住むバンコクで学校探しをする場合、学校の選択肢は下記の3つ
- 日系幼稚園
- インターナショナルスクール
- タイローカル幼稚園
さすがバンコク!日本人が日本語で通える幼稚園があるのね!
一つ目の日系幼稚園はその名の通り、日本人教諭による、日本語での教育です。
日本と同じ学期スケジュールで、日本の文化・四季・慣習を学ぶ取り組みがなされています。
また、日系幼稚園の中には、英語のみで教育するインターナショナル部を併設した幼稚園や、日本語と英語のどちらも学べるバイリンガルカリキュラム教育を行う幼稚園などもあります。
タイに滞在している間に、グローバルな発想を身に着けて欲しいと、このような幼稚園を
選ぶ方も多くいます。
我が家も移住当初、日本人部とインター部を併設する学校の、インター部に通わせていました。同じ校舎の中に校長先生が二人いる、というなんとも面白い幼稚園でした。
2つ目のインターナショナルスクールは、名前の通り完全英語教育の学校です。
タイ全土ではざっと200校ものスクールが存在するとか!
日本でもそうですが、タイでもインターナショナルスクールの学費はとても高額で、タイ人の間では子供をインターに通わせることが一種のステータスにもなっているとか。
インターは、幼稚園から高等教育までの一貫校や、幼稚園から小学校までなど様々で、採用するカリキュラムも英国式・米国式・インド式など、教育のスタイルだけでもたくさんの選択肢があるのが特徴です。ちいさんが個人的にいいなと思ったのは、預けられる年齢が1歳半からという学校がほとんどだったこと。日本で幼稚園に入れるより早く学校に預けられるのは助かりました。
3つ目のタイローカル幼稚園は、一般的なタイ人が通う現地の幼稚園の事です。言語はもちろんタイ語オンリーですので、移住や駐在してすぐ現地校に入れる方はみたことがありません。
ただし、学費は上記二つの学校に比べてとても安く抑えられることは間違いないでしょう。
学費の比較
では、実際の学費はどうでしょうか。
タイにおける、日系幼稚園とインターナショナルスクール幼稚園部の学費比較をしてみます。
学 校 | 日系幼稚園 | インターナショナルスクール 幼稚園 |
学 費(年間) | 約75万円~ | 約80万~ |
備 考 | 日本人が多く住む地域のみ に建っている | 幼稚園は1歳半から通える 学校が多い |
ざっとにはなりますが、こんな感じです。ここに諸経費(バス代や給食費等)が追加されて
いきます。
また、日系・インターナショナルスクールの両者とも、「課外授業」といって、放課後に
学校でピアノやサッカーなどの習い事を提供してくれるシステムがあります。希望すれば、帰りはスクールバスで送迎までしてくれる、大変ありがたいものなのですが、ほとんどの学校は、有料課外となりますので、詳しい金額も含め要チェックです!
また、インターナショナルスクールは、学年と比例して学費もぐんぐん上がるので、長いスパンで学校に入れることを想定している場合は、将来的な学費の確認も必要になりますね。
学校の選び方
さて、タイでの幼稚園の選び方ですが、たくさんある学校の中からできる限り、お子様に合う学校を探したいですよね。
我が家は移住してから1度転園していますが、最初に通っていた日系幼稚園の中にあるインター部も、その後に通うことになったインター校もどちらも子供が楽しく通えているので、結果オーライです。
では、学校の選び方の手順ですが、
1.学校に求める希望条件の書き出し
教育方針、学費、場所、施設、給食の内容など、ここだけは譲れない!という希望条件を書き出していきましょう!
2.学校情報の収集と見学
書き出しが終わったら次は、ネットで情報収集です!希望の条件に当てはまりそうな幼稚園を
まずは2~3校ピックアップし、学校に直接、電話やメールで見学のアポイントを取ります。
もちろん、気になる学校がそれ以上にある場合はその分見学予約を入れてもいいですが、経験上、あまり初めから突っ走ると疲れてしまうので、まずは見学の練習も含めて駆け出し数校から始めてみるといいです。
インター校はやはり英語のみの問い合わせになるのでしょうか
基本は英語になりますが、中には学校事務に日本人担当の方がいて
日本語で案内してくれるインターもあるわよ!
我が家が学校探しをしていた時はコロナ渦真っ最中で、学校見学はオンライン見学のみでしたが、それでも十分満足な見学ができました。現在はほとんどが直接の見学になっていると思いますので、ぜひお子さんと一緒に幼稚園の雰囲気を感じてみてくださいね。
ちなみにバンコクには、バンコクのインターナショナルスクール140校以上の情報を網羅した
「International Schools Guide」というものが毎年無料で発行されており、我が家はこちらを
取り寄せて情報を得ました。
The 2023 BKK Kids International Schools Guide
また、バンコクのインターナショナルスクールについて日本語で調べて書いてくださって
いるサイトがあり、こちらの学費一覧がとても見やすいので参考にリンクを貼っておきます。
バンコクのインターナショナルスクール
https://tutorinbkk.web.fc2.com/
ちなみに、我が家の希望した学校の条件はこんな感じ。
□家から近い
(赤ちゃんもいるので、体調不良でのお迎えや、学校イベントに行きやすい場所)
□学費は〇〇バーツ以内(将来的には子供×3人分になるのでそこも考慮して)
□校長先生や先生の雰囲気が自分と子供に合う
結局、インターに関しては2校見学してみましたが、見学してみて感じたことは、事務所の
方のご対応・説明や学校の様子を見ただけですぐに自分に合うかどうかが分かるということ。
できることなら、校長先生や先生とお話しできる機会があればもっと雰囲気を感じれると
思います。見学の際には、自分が疑問に思ったことはどんな小さなことでも遠慮なく質問
するのがポイントですよ!
ちなみに、ちいさんが幼稚園見学をしていて驚いたのは、幼稚園の「転園」は結構普通の
感覚で行われていること。(特に欧米人の間で?)日本のような、一度決めたらずっとそこに通うという感覚ではないようなので、転園も全然可能だよということだけ覚えておいてください!
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