【実例あり!】知っておきたい!転職のためのスマートな退職の方法

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こんにちは。ちいさんです。

「転職」といえば、その前に今勤めている会社の「退職」ですよね。
転職の大変さに目が行きがちで、意外と退職の方法について語る方は少ないのかなという印象ですが、そう簡単ではないですよね、退職って。

自分の新しい未来のための転職を見越しての退職なら「円満退職」が理想。
では、どうしたら円満退職ができるのでしょうか。勤続年数が長ければ長いほど会社を辞めづらかったり、お世話になった上司へなかなか言い出しづらかったりと。


これが本音ではないでしょうか?

今の時代は「退職代行」と呼ばれる、退職代行業者が、「あなたの代わりに一切の退職手続きを行います!」なんて便利なサービスもあるとか。

実はうちのダディー、海外転職を決断した少し前に、課長職に上がったばかりでした。
課長職になったということはある程度の部下を抱え、上司からの信頼もあり、責任の大きい立ち位置であったことは間違いありません。

そんなダディーが突然の退職宣言。しかも海外へ。上司も同僚も後輩もみんな驚いたこと
でしょう。


結論、ダディーは理想の「円満退社」ができました。しかし、円満を勝ち取るまでには様々な
下準備や段取りがありました。

勤続年数に限らず、1度務めた会社には感謝の気持ちをもって退職願いを出したいものです。
最後こそ印象良くかっこよく終わりたいですよね。

この記事では、実際にダディーが経験した、「転職」のための、「退職」の方法を詳しく書いていきます。それではどうぞー!

退職を決めたタイミング

ダディーが海外転職を決断したのは、40代。勤続年数20年、課長になってまだ1年の時でした。


ダディーの会社の管理職は、係長ー課長ー部長という流れになっており、もちろん会社の将来
を見据えての役職をもらったところだったと思います。

同時に、課長職という立場は、現場へ出向き、お客様と直接顔を合わせ仕事をするというものから、現場へ人を動かす人材管理の役目へ移行するタイミングでもありました。

転職のための退職

それは新しい環境である一方、ダディーとしては、この先も一生同じ会社で働く人生で
いいのか、生涯勤続年数を考えたとき、まだあと半分以上も残っているではないか!


と、少し疑問を持ち始めたそうです。


そこで、「転職」を決断!子供をグローバルに育てたいとの希望もあり、海外転職をする
ことになりました。

一生同じ会社で働く運命とさよならし、自分自身への新たな挑戦がある未知の世界へ飛び込もうと決めたのです。

何歳になっても挑戦ある人生は刺激的で楽しい。

そして挑戦するにはまだまだ遅くないはず!と。

退職までのスケジュール

退職すると決めたら、会社に退職の意思を伝え、退職までのスケジューリングをすることが
必要です。

時系列に並べてみると

□退職願の作成(退職時期の決定)
□上司への(相談という名の)退職報告
□引継ぎ
□関係者へ退職挨拶
□有休休暇の消化

が大まかな流れ。

海外転職

ある調査によると、印象の悪い会社の辞め方第一位は「引継ぎがなされていないこと」だとか。

そりゃそうですよね。会社ですもん、自分が辞めた後も業務を引き続きスムーズに遂行してもらわなければなりません。

逆に言えば、引き続きさえしっかりされていれば、会社に悪い印象を与えることなく退職をすることができます。
そのためにも、余裕をもって業務引継ぎができるよう、上司への報告が終わったら速やかに引継ぎの準備に入りましょう。

【上司へ】退職の意思表明

長年お世話になった会社の上司に、退職の旨を伝えることは誰もが緊張の一瞬だと思います。
受け入れてくれるのだろうか、どんな反応をされるのか、そして何から話そう・・・

そこでポイントになるのは、退職の切り出し方タイミングです。

まずは直属の上司に、口頭やメールなどで事前にアポを取りましょう。もちろん、仕事上の繁忙期や、上司が多忙なタイミングに無理やり時間をこじ開けてもらうことなどは避け、上司の都合の良い日時を見計らいます。

実際にダディーは「ご相談があるのですが」と直接声掛けをしてアポを取り、退職の相談
(報告)を切り出しました。これは希望退職月から3カ月前のタイミングでした。

3カ月というのは、海外移住を兼ねた転職だったので、引っ越しなどのために残った有休休暇
の消化を考えてこの時期でした。

ちいさん
ちいさん

一般的に退職の意思は、退職希望日から1カ月半前程をめどに
伝えることが望ましいらしいわ!


退職理由は、基本的には「一身上の都合」で問題ないようですが、出来ることなら本当の理由を伝えることをお勧めします。
その方が、上司の判断もつけやすいでしょう。また、今の会社にに不満がある、嫌で辞めるなどマイナスの理由では引き留めにあう可能性が大きいので、ここは要注意。

実際の、ダディーの退職切り出し文言がこちら。

「海外で働きたいという夢と、グローバルに子供を育てたいという希望があり、海外に移住
したいと考えていますので、退職させていただきたいです。」

緊張の面持ちで退職願を取り出し、海外転職をしたいというではありませんか!


(後日談ですが、退職届を出す手は相当震えていたそうです笑)

長年の夢だった海外での仕事をするために退職したいという内容をしどろもどろに話すと、
「その目はマジで言っているな」と、これは、引き留めても仕方ないと感じ取ってくださったようです。

それだけダディーも転職に対して真剣だったことは事実です。

ここで第一関門、上司への報告は終了。
退職願には自分で退職希望日を記入する欄がありますが、あくまでも一方的な退社日を伝える
のは避けて、上司と相談の上で一番よい退職日を決めましょう。

引継ぎから退職まで

上司への報告が終われば早速引継ぎの準備です。


基本的には上司への報告のあとに会社から正式な退職内示通達がでるため、それまでは自分から同僚などの関係者へ退職の意思を伝えられないため、水面下で仕事を引き継がなくてはなりません。


退職を隠しての引継ぎは、結構心が痛みますよね。

同時に、自分の後釜となる人材にある程度目処をつけ、退職までの短期間ではありますが、いずれは自分の退職後に課長職を担ってもらえるような部下に、希望をもって接していったそうです。(実際には、ダディーの上司は退職報告を受けた後、すぐに後任を見つけていてくれたそうです。)

退職 方法


やることも多かったですが、思い切って部下へ仕事を任せる作業は意外と部下の成長にも繋がった様にも感じたとか。

そして引継ぎは順調に進み、有休休暇を利用しての引っ越し作業も終わり、あっという間に退職日がやってきました。

最後は、関係各所の方々、取引先などへ退職の挨拶をし、気持ちもすっきりと最終日を迎えました。

まとめ

退職する意思が固まったら、退職までのプランを明確にし、「円満退職」目指して準備を
進めましょう!

☑上司への報告は早めに速やかに

☑業務の引継ぎはしっかりと行う

お世話になった会社に『飛ぶ鳥跡を濁さず』の精神で、気持ちよく最後を迎えていきたいですね!

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