なぜ現地採用は負け組と言われる?その理由を徹底検証してみた!

海外転職

こんにちは。ちいさんです。

海外で働くにあたり、その国の現地で採用されて働く人=現地採用は負け組だ!と耳にした経験がありました。

我が家が住むタイ・バンコクでは圧倒的に駐在の日本人が多く、駐在に比べて現地採用は・・・という目で見られることも実際あります。

それは一体なぜでしょうか?

結論から言うと、現地採用には様々な給与補助が圧倒的に少ないからなんです!

だから補助なし=低給与と結び付けられてしまうのが現実なんですね。とほほ

現地採用と駐在員の定義については、ネット上に情報があふれているので、詳しい内容は割愛しますが、実際にちいさんが感じる現地採用の負け組と言われる理由を検証してみました!

そして、現地採用で堂々と働く我がダディーの経験者の声をお届けしますね!

現地採用で働くとは

ダディーは、海外転職を現地採用で選び取りました。現地採用とはその名の通り、現地で雇用されること。反対に駐在とは、日本で雇用され会社命令で海外拠点に駐在し、働くことです。

我が家が現地採用を選んだ理由は簡単、自分で行きたい国とタイミングを選び、滞在したい期間も自ら決められるから。

至ってシンプル!

つまり、期限付きでどこに赴任先が決まるかわからない駐在を選ぶことは我が家の希望とは少し違ったのです。

ダディーは、現地採用は現地採用でも、日本人の割り合いが比較的少ない企業を選びました。

せっかく海外で働くんですから、日本らしさは求めません。日系企業ではありますが、少しでも現地の方が多く働く企業で働いてみたかったのです。

ちいさん
ちいさん

社員間のコミュニケーションは何語で取ってるの?

数人の日本人を除く社員はもちろんタイ人。コミュニケーションは基本英語、社内の会議などは英語とタイ語半々で行われるそうです。語学に関しては、タイ語はタイに移住してからすぐ、語学学校に通い勉強をしていました。(移住してすぐコロナになり、しばらくオンライン授業でしたが。)

2年間、週1回のペースで勉強しどのくらいのレベルまで達したかというと

・現地の人が話すタイ語がところどころ聞こえるようになった
・簡単なタイ語で買い物ができたり、タクシーに乗れるようになった
・タイ語5級(初級レベル)に合格した

です。実際のところ、平日は仕事・週末は全力育児をしながら第3言語を磨くことはそう簡単ではなかった!が率直な感想ですが、移住した以上、現地の言葉がわかる方がかなり生活がしやすくなるのが事実です。

少し話がずれましたが、ダディーは、自分で選んだ国・会社・タイミングで現地の人と一緒に働き、毎日とても楽しそうです。もちろん、考え方の違いに頭を悩ませることもあるようですが、定期的に「本当にタイに移住して、この会社を選んでよかった」と、満足そうに語っていますよ。

現地採用と補助

現地採用のつらいなーと思うことは、さまざまな「補助」のなさです。

バンコクは都市別の日本人在住ランキング世界代4位ともいわれており、本当にたくさんの日本人が住んでいます。その中でも、我が家が住んでいるのは日本人街と呼ばれる地域ですが、そこで出会う日本人は98パーセント駐在の方。

先にも述べたように、駐在員は日本の企業から派遣された方々で、雇用元が日本の会社なので、現地採用に比べると、給与から手当に至るまで、だいぶ手厚いようです。

この「補助」がないのが現地採用なのですが、我が家が補助なしで一番辛いと感じるのは教育費。

駐在のご家庭は一般的に、3歳から子供が学校に通う費用の一部を補助してもらえる制度があるようですが、現地採用にはこの補助はありません。

タイには日本の様な教育無償化システムもないですし、児童手当もない。自腹で高額の学費を支払う以外選択肢はないのです。

我が家は教育費×3人分を払わなければならないので、定期的に家計が悲鳴を上げます笑

ちいさん
ちいさん

現地採用×5人家族の家計のやりくりも興味があるわね

他にも「住宅手当」「一時帰国費補助」「お手伝いさん雇用費手当」など、手当手当うるさいですが、手当がないのが現地採用。

家族形態にもよりますが、家計の大部分を占める大きな固定費に対する補助がないのは結構辛いと感じます。

現地採用と扶養

日本では夫が会社に勤めていれば、その妻と子供は夫の扶養に入り、税金・医療・年金等の
経済的援助を受けることができますよね。

しかし、海外で現地採用として夫が働くと夫の扶養には入れなくなります。扶養という概念はないと考えてもらえば早いと思います。

実際、会社に勤めるダディー自身の社会保険制度や医療費補助はあるのですが、適応されるのは勤めている本人だけ。

つまり、妻や子供は自分で医療費などをカバーする保険に加入・もしくは、「海外療養費申請」といって、事後で健保組合などに海外で支払った医療費の一部払い戻しを申請する手続きでまかわなければならないのです。

ちいさんもこれにはびっくり!

日本の扶養制度や健康組合って当たり前と思っていたものが、どれだけありがたいものだったのかとタイに来て初めて実感しました。

子供が小さいと、風邪や突然の入院で医療を避けることは絶対にできませんよね。実際に、我が家の次男はタイに来て川崎病にかかり、日本語の使える高級病院に数日入院を余儀なくされました。これが日本だったら、と思いたくなるような高額医療費でしたが、支払う他にありません。

現地採用として、医療費問題はこれまた頭を悩ませる一つですね。

現地採用のまとめ

現地採用で働くことは、いいことも難しいこともそれぞれたくさんあります。でもそれは、駐在員として働いても言えることではないでしょうか。すべての環境が整って、何不自由なく暮らせている人の方が少ないかもしれません。

現地採用

現に、我が家は教育費がいくら高かろうが、可能な範囲で行けるところを見つけて通わせています。家だって、そこまで高望みせず探せばあります!

現地採用は負け組?そんなこと言わせません!

やりたいことをやるにはいつもリスクはつきもの!

そこをひとつづつクリアする人生こそ面白い!

ちいさんはこんな生き方にとても幸せを感じています。

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